家族葬はなぜ増えている?メリットとデメリットを徹底分析!

家族葬はなぜ増えている?メリットとデメリットを徹底分析! 高齢化と核家族化の進行にともない、日本国内でも家族葬が増えつつあります。家族葬そのものは以前からありましたが、ここ数年はライフスタイルの変化とともに葬儀の形態も変わり、家族と本人のニーズを細かく反映した葬儀をデザインすることが可能になっています。大きなメリットとしては、葬儀に招く人をあらかじめ家族のほうで限定できることです。一般の葬儀では原則として参列者の範囲を事前に決めることができませんが、家族葬というかたちであれば誰を呼ぶか、あるいは誰を呼ばないかということを家族が主導権をもって決定することができるため、おおよその費用を予測することも可能ですし、参列者が想定できるため葬儀の雰囲気をある程度具体的にイメージすることができます。

亡くなった人に対して本当の意味でゆかりのある人たちだけが集まるため、儀礼的ではないフランクなお葬式になります。参列者の人数も比較的少なくおさえられるため、ひとりひとりの弔辞にゆっくり時間をかけることができ、故人をゆっくり偲ぶというお葬式本来のかたちに近づけることができます。ただ、メリットがある一方でデメリットについても考慮に入れなくてはならず、流行っているから、何となく手軽そうだから、という安易な理由だけで家族葬を取り入れてしまうとデメリットのほうが大きくなってしまい、亡くなった人の遺志をきちんと反映した葬儀にはなりません。

理想の葬儀をデザインするためには、家族の間だけですべてを決めるのではなく、プロフェッショナルの力を借りることが不可欠です。葬儀のプロとしては葬儀社のスタッフが思い浮かびますが、相続などの手続きという意味では行政書士や司法書士も挙げられますし、終活への心構えという点ではカウンセラーも頼れるパートナーとして考えられるでしょう。

家族葬であっても、実際の葬儀では葬儀社のスタッフと緊密に連携を取り合い、予算などの現実的な都合を視野に入れたうえで故人の理想も取り入れ、バランスをとる必要があります。いざその時がおとずれる前に、信頼できる葬儀社をいくつかリストアップしておくことで、葬儀についての希望をきちんと伝えることができ、予期せぬ不幸などの際にもあわてずに対処することができます。

今や葬儀は、生きているうちからデザインする時代になっています。エンディングノートの書き方も大切なポイントで、遺される家族に対して葬儀の希望や普段は言えないメッセージが伝わるような書き方を心がける必要があります。

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